2011年2月19日(土)1テモテ6章 信仰の戦いを立派に戦い抜き


正義、信心、信仰、愛、忍耐、柔和を追い求めなさい。信仰の戦いを立派に戦い抜き、永遠の命を手に入れなさい。命を得るために、あなたは神から召され、多くの証人の前で立派に信仰を表明したのです。(1テモテ6:11-12)

 テモテにとっての信仰の戦いの敵は、「不当にも知識と呼ばれている反対論」(20節)と言われているような「異なる教え」(3節)を語る者です。テモテは、彼らに対抗して、「主イエス・キリストの健全な言葉」や「信心に基づく教え」(3節)を語ります。

 また、信仰の戦いは、「金銭の欲」(8〜10節)という内なる敵を相手にします。金銭欲とは、「不確かな富に望みを置」(17節)かせる誘惑者で、「すべての悪の根」と呼ばれるほどに、恐ろしい敵です。心して戦わねばなりません。
 テモテの戦いは、今日も続いています。信仰者がこれらと戦うのは、キリストの贖いにより与えられる永遠の命を、手に入れるためです。永遠の命という価値の大きさを知るがゆえに、戦います。

 また、神は、追い求めるべきものとして、「正義、信心、信仰、愛、忍耐、柔和」を目の前に置いてくださいました。敵と向き合う息苦しさだけでなく、追い求めるものがある喜びをもって、信仰の戦いを最後まで戦い抜きましょう。