2011年1月15日(土)マタイ6章 野の花、空の鳥以上に


何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。(マタイ6:33)

 私たちの日々の生活の中には、仕事や経済、子育てや健康や老後について、さまざまな心配事があります。そしてそのような将来の心配事にとらわれてしまうと、私たちは今を精一杯生きることができなくなってしまいます。

 けれども、主イエスは、そのような私たちに、「思い悩むな、思い悩まなくてよい」と語りかけてくださいます。なぜなら、神は、私たちの創造主であるだけでなく、キリストに結ばれた私たちにとっては、父なる神です。ご自身に従う者たちに、独り子を惜しまず与えてくださった神が、それ以外のものを与えるにあたり、惜しまれるはずはありません。必ず、全ての必要を満たしてくださいます。

 そして、私たちが将来の心配事から解放されて今を生きるときに、私たちは野の花のように美しく、また、空の鳥のように、神にほめ歌を歌い続けるようになります。そのように変えられた私たちの姿を用いて、主イエスは、私たちの愛する隣人に、神の愛顧のうちに歩め、と語りかけておられます。