2010年10月28日(木)ローマ3章 信仰による義


ところが今や、律法とは関係なく、しかも律法と預言者によって立証されて、神の義が示されました。すなわち、イエス・キリストを信じることにより、信じる者すべてに与えられる神の義です。…人は皆、罪を犯して神の栄光を受けられなくなっていますが、ただキリスト・イエスによる贖いの業を通して、神の恵みにより無償で義とされるのです。(ローマ3:21-24)

 私たちは、「あれをしなさい」、「これをしなさい」と厳しく責めたてられ、ビクビクしながら、あるいは嫌々ながら、律法を尺度とする生き方をする必要は、もうありません。

 イエス・キリストを信じるだけで、あなたの全ての罪は赦されています。キリストがあの十字架の上で肉を裂き、血を流してくださったのは、他でもないあなたを救うためでした。キリストを信じるなら、「もうあなたの内には一つも悪いところが見つからない。あなたは正しい人間である」と神から認めていただけます。

 このことを知るときに、私たちは自分がいかに高価で尊い存在であるかに気づかされるでしょう。神の救いがいかに恵み深いかに驚くことでしょう。この神の愛を味わった人は、喜びに生き、もう、うなだれて生きることをしません。

 意地を張って、自分の力でもがき苦しみ、自分を駄目にしてしまうのではなくて、素直になって、この神の愛を受け取りましょう。あなたも、神に愛されています。