2010年5月28日(金)エフェソ1章 御国を受け継ぐ保証としての聖霊


この聖霊は、わたしたちが御国を受け継ぐための保証であり、こうして、わたしたちは贖われて神のものとなり、神の栄光をたたえることになるのです。(エフェソ1:14)

 「イエス・キリストは主である」と告白している信者には、聖霊が宿っています。なぜなら、聖霊によらなければ、だれも「イエスは主である」とは言えないからです(1コリ12章3節)。

 「あなたがたもまた、キリストにおいて、真理の言葉、救いをもたらす福音を聞き、そして信じて、約束された聖霊で証印を押されたのです」(13節)とある通り、信仰によってキリストに結ばれた者は、御国を受け継ぐ保証として、すでに聖霊をいただいています。

 聖霊こそ、神の国を目指す旅路の、真実の同伴者です。聖霊を受けることによって、私たちはキリストに属する者となり、すでに世にある今、神のものとされています。聖霊は、強力な膠のように、私たちを神の恵みに結び付けてくださいます。

 聖霊はまた、神に向かう生活の「保証」です。保証という言葉は、手付金や内金を意味しています。手付金は、やがて全額の支払いが始まる合図です。神の国の恵みと栄誉の全額が支払われるとき、神をたたえる賛美が湧き起こるでしょう。ハレルヤ。