2010年1月4日(月)出エジプト7章 わたしの部隊、わたしの民


「ファラオはあなたたちの言うことを聞かない。わたしはエジプトに手を下し、大いなる審判によって、わたしの部隊、わたしの民イスラエルの人々をエジプトの国から導き出す。」(出エジプト7:4)

 イスラエルの民は、教育も訓練も受けていない、ただの奴隷でした。しかし、神はそのような彼らを「わたしの部隊」と呼んでくださいました。彼らは、神の国と神の義を求め、神の御名と栄誉のために戦うべき神の兵士です。

 神の兵士としての自覚は、新約の民に受け継がれ、パウロは言いました。「キリスト・イエスの立派な兵士として、わたしと共に苦しみを忍びなさい」(2テモ2章3節)。神は、私たちをも「わたしの部隊、わたしの民」と呼んでくださいます。私たちは、世にあって不義との戦いに召喚され、霊的な戦いの最前線に常に置かれています。私たちは、神の部隊であり、キリストの兵士です。

 神は、エジプトに御手を下し、大いなる審判によって、イスラエルの民を救い出してくださいました。その神は、今日においてもご自分の兵士、部隊を救い出すために、強い御手を伸ばしてくださいます。自分の力では打ち倒すことができない相手と遭遇しても、神が助けてくださるという確信を抱いて、この霊的な戦いに挑みたいと願います。