2009年12月25日(金)ヨハネ1章 クリスマス


言は肉となって、わたしたちの間に宿られた。わたしたちはその栄光を見た。それは父の独り子としての栄光であって、恵みと真理とに満ちていた。(ヨハネ1:14)

 神の独り子であるイエス。この方が地上に誕生されました。それは、これより後、永遠に至るまで、私たちと共にいてくださるためでした。

 ヨハネは、この御子の降誕を、「宿る」という言葉でとても注意深く表現しています。この「宿る」とは、天幕(テント)を張る、という意味です。天幕は移動式の住居です。それならば、この独り子の誕生は、その場所にずっと居続けられるためではなく、ここからさらに進んでゆかれるためでした。

 私たちは、この方がこの後、どのような歩みをなさったのかを知っています。この方は、エルサレムで十字架におかかりになられ、墓に葬られ、三日後に墓から復活されました。そして、天に昇り、聖霊をお送りくださいました。ここに私たちがいつまでも、死んでからも、主と共にいることができる道が開かれました。この救いは、永遠の神のご計画によるものでした。

 それならば、私たちがなすべきことはただ一つです。主を賛美し、主に感謝することです。み栄えがただ主にありますように。
 ハレルヤ。