2009年10月18日(日)詩編33編 造り主に期待して


我らの魂は主を待つ。
主は我らの助け、我らの盾。
我らの心は喜び
聖なる御名に依り頼む。
主よ、あなたの慈しみが
我らの上にあるように
主を待ち望む我らの上に。(詩編33:20-22)

 詩編33編は、神が御言葉によって世界をお造りになったこと、それだけでなく、その世界に生きている者たちがしているすべてのことに目を留めておられること、さらには、人間の企てよりも神のご計画が実現していくことを、賛美しています。

 このような主が、私たちの神であるなら、私たちはどのように生きていくことになるでしょうか。私たちの日々の歩みの中には、私たちの力ではどうにもならないことがたくさんあります。職場や学校での人間関係ひとつとっても、私たちの精一杯の気遣いや努力では解決できない問題が生じることがあります。

 しかし、私たちの主は、世界を造られ、そこに起こっているすべてのことに目を留めておられる方で、ご自身の意志を確実に実行に移す力をお持ちの方です。私たちは、自分の全存在をもって、主が御業をなしてくださることを待ち望むことができます。私たちの思いや力をはるかに超えて解決を与えることのできる方に、祈りつつ期待することが許されています。力ある主に信頼し、今日も歩みたいと思います。