2009年9月20日(日)箴言5章 人の歩む道は主の御目の前にある


人の歩む道は主の御目の前にある。
その道を主はすべて計っておられる。(箴言5:21)

 誰もがいつの間にか自分の道を歩いています。物心がついてくると、人間としてこの世に生を受けたこと、それはいつか途切れる時が来ることを知るようになります。自分の道がどこへ向かっているのか。これを早いうちに知る人は幸いです。

 この5章では、異性からの罪の誘惑に若い人が自分をゆだねてしまうと、後でどんな嘆きに襲われるかを教えています。「どうして、わたしの心は諭しを憎み、懲らしめをないがしろにしたのだろうか」(12節)。

 魅力を振りまいて罪に誘う異邦人(異教徒)の女に心を向けず、自分の妻にのみ喜びを見出すように、神の前での夫婦関係を尊ぶように、と諭す言葉は、今日も力強く語られるべきです。後先も考えずに誘惑する者の手に陥るのか、それとも人の道をすべて正しく計っておられる主に従うのか。どちらが幸いか、火を見るよりも明らかです。

 私たちの歩む道を見ておられる主は、時至って地上に降りてこられました。そしてご自身こそ道であると宣言されたことを覚えましょう(ヨハ14章6節)。