2009年9月15日(火)エゼキエル44-47章 水が聖所から流れる


「川のほとり、その岸には、こちら側にもあちら側にも、あらゆる果樹が大きくなり、葉は枯れず、果実は絶えることなく、月ごとに実をつける。水が聖所から流れ出るからである。」(エゼキエル47:12)

 「水は生命の起源」と言われるほど、水は地球上に住む生命と深く関わるものです。また、水は乾燥した地域に住む人々にとって生死を決するほど重要なものであり、「水が湧き上がり、流れ出る」、これは神の恵みそのものを意味するものです。

 神はエゼキエルに幻の中で新しい神殿を示し、そしてその神殿の敷居の下から水が湧き上がる様子を見せました。このことによって、神は新しい神殿から命の水を湧き上がらせることを人々に約束されました。

 主イエスはサマリヤの井戸のそばで女性に「わたしが与える水を飲む者は決して渇かない。わたしが与える水はその人の内で泉となり、永遠の命に至る水がわき出る」(ヨハ4章14節)と教えられました。

 主イエスは私たちの「聖所」となり、祝福の源となってくださいました。私たちが主イエスを信じて従う時、主イエスは私たちの中から永遠の命に至る水が湧き出るようにしてくださいます。それは、ご自身を信じる人を命の源である神との交わりに、それも「永遠に」、交わりの中に置いてくださるからです。