2009年9月11日(金)エフェソ3章 一致の絆


わたしたちの内に働く御力によって、わたしたちが求めたり、思ったりすることすべてを、はるかに超えてかなえることのおできになる方に、教会により、また、キリスト・イエスによって、栄光が世々限りなくありますように、アーメン。(エフェソ3:20-21)

 「異邦人が福音によってキリスト・イエスにおいて、約束されたものをわたしたちと一緒に受け継ぐ者、同じ体に属する者、同じ約束にあずかる者となる」(6節)と記されています。ここでの「わたしたち」とは、ユダヤ人キリスト者です。教会は、パウロたちの働きにより、ユダヤ人と異邦人の両方の群れとなりました。

 人類は、対立し合い、一致することができないように見えます。けれども、キリストは一致をもたらす神の恵みです。世界の隅々にまで建てられている教会は、人類が神の御前に一体であることの印であり、人びとを結ぶ絆です。

 実は、キリストにあってすべての民が一つであることこそ、秘められていた神のご計画でした。それがキリストによって啓示された奥義でした。パウロの語るとおり、ペンテコステ後に明らかに示されました。民を一つにする福音の力は絶大です。

 世界の教会との交わりを感謝し、海外宣教にまで思いを広げましょう。日本社会においても、様ざまな方が集うことにより、教会が一致の見える印となることを祈り求めましょう。