2009年3月28日(土)1コリント3章 神のものである教会


アポロとは何者か。また、パウロとは何者か。この二人は、あなたがたを信仰に導くためにそれぞれ主がお与えになった分に応じて仕えた者です。わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、成長させてくださったのは神です。(1コリント3:5,6)

 パウロは、コリント教会の中にある不和に対して語っています。人々は、パウロやアポロやペトロという指導者たちの名を利用して分派を作り、教会内で自分たちこそ優れた者であると互いに競っていました。パウロは、教会内にそのようなねたみや争いがあるのは彼らが霊的に未熟だからだ、と指摘しました。

 その後、パウロは、教会は神の畑、神の建物、神の神殿であると語ります。教会の真の所有者は、神であるということです。教会が自分の独占物であるかのように振る舞うことは、だれにも許されていません。御言葉によって教会に仕えたパウロやアポロも、教会の所有者ではありません。パウロは自分たちを、人びとを信仰に導くために主が教会に与えた「仕えた者」と呼んでいます。

 パウロが植え、アポロが水を注いで、コリント教会は成長しましたが、教会を成長させたのは主なる神です。現在でも同じです。神は、御言葉の奉仕者を用いて植えさせ、水を注がせて、教会を成長させてくださいます。教会は神のものです。このことに、もっと感謝しましょう。