2009年1月23日(金)マタイ7章 狭い門から入れ


狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く、その道も広々として、そこから入る者が多い。しかし、命に通じる門はなんと狭く、その道も細いことか。それを見いだす者は少ない。(マタイ7:13-14)

 天国に入るのは、易しいことではありません。その門は狭いとあります。見出す人は、少ないのです。道中は心細いことでしょう。また、道も細く、進む際、この道で大丈夫かという不安が襲ってきます。

 天国に入る難しさは、そこに至る道の入り口の狭さにあります。唯一の救い主イエス・キリストだけが、天国に通じる門です。キリストだけにより頼む狭さこそ、天国に入れる手形です。

 ですから、キリスト以外にも多くの救いの道があるかのような教えに、惑わされないようにしましょう。日本には、複数の宗教に等しく付き合うのが宗教的寛容だと錯覚している人が、多くいます。滅びにいたる門が、広く開いています。そこから多くの人が、出はいりしています。

 数の多さに惹かれるとき、先に待っているものが何であるかを確認せずとも、安穏に道を進めます。少数者の道を進めるのは、その先が何処に通じているかが分かっているからです。今日の御言葉を心に留めるとき、道の狭さは、天国に通じる道であることの道標ともなります。