2020年4月4日(土) 悲しむ人々は、幸い

 いかがお過ごしですか。北中山教会の坂本です。
 悲しむ人々は、どうして幸いなのでしょうか。私たちは、思いがけない病気や人間関係からくるストレス、あるいは仕事上の失敗など、どうすることもできないさまざまな悲しみ、苦しみに囲まれて生活しています。

 イエス様が「悲しむ人は幸いである。」と言われたのは、イエス様こそ、誰よりも悲しみを知っておられるお方だからです。イエス様は全く罪のないお方ですが、私たちの身代わりとなって私たちの罪を背負ってくださいました。私たちにとって最も大きな悲しみである罪と死の重荷が、イエス様の十字架の死によって取り除かれたのです。

 それは、イエス様が私たちの悲しみを知ってくださり、私たちの味方になってくださったということです。命を賭けて私たちを愛してくださったイエス様の約束の御言葉は真実であり、そこにこそ本当に慰めがあるのです。

 聖書の言葉「悲しむ人々は、幸いである、その人たちは慰められる。」マタイによる福音書5章4節