2020年5月29日(金)幸せを願う神様

 いかがお過ごしでしょうか。横浜教会牧師の千ヶア基です。今日も神様の御言葉に聞きたいと思います。
 あなたにとって「幸せ」とは何でしょう。ある人は「信頼できる人がいる。」と答えます。またある人は「争いごとが無く平和であること。」と答えます。価値観も多様ですから色々な回答が出てきます。「幸せになるためにあなたは何ができますか。」という質問にも「相手を思いやる行動をする。」「人にやさしくする。」など様々な答えが返ってきます。自分にとって幸せとは何か。その幸せをつかむためにすべきことは何か。一人ひとりに大切な考えがあるようです。

 しかし、幸せになるために何かをしても、なかなか上手くいかないこともあります。自分と意見の異なる人たちが邪魔することだって考えられます。自分の力ではどうすることもできず、人は神様に助けを求めます。その時、旧約聖書詩編35編27節の言葉が大切な視点を教えてくれます。「主をあがめよ、御自分の僕の平和を望む方を」

 聖書の神様は、助けを求める私たちを「僕」(しもべ)と呼び、私たち以上に、私たちの平和と幸せを望んでおられるというのです。そういう神様がいることに気づいたとき、私たちは生きる勇気と喜びを与えられ、本当の幸せを得ます。これが力強い神様の約束なのです。