2020年4月1日(水)亜麻布が置いてあった

 お元気にお過ごしですか。私は西武新宿線花小金井駅南口徒歩7分、グリーンロード沿いにあります、花小金井教会牧師の小堀昇と申します。きょうもご一緒に神様を見上げて歩んでまいりましょう。

 さて、マグダラのマリアがイエス様のお墓に駆け付けた時、イエス様のお墓は空っぽでした。この時代、墓泥棒が横行していました。ですから、マリアと墓に来た人々は、一瞬、イエス様のお墓も泥棒にあったのかと思ったのです。しかも、イエスの復活は時の指導者たちにとって、大変都合が悪いことだったのです。ですから弟子たちが盗んだ、そんなうわさを流させたほどでありました(マタイ28:13参照)。
 その他にも「イエス様は十字架で死に切れていなかったのだ。」「マグダラのマリアたちはいわゆるまぼろしを見たのだ。」そんな人たちもいます。

 しかしマグダラのマリアは「主が墓から取り去られました。どこに置かれているのか、わたしたちには分かりません。」ヨハネによる福音書の20章2節でこのように言っています。ですから彼女のまぼろし、このように考えるには無理があります。つまり、指導者たちは、どうしても、イエス様の復活を否定したかったのです。しかし、イエス様の復活というのは、動かしがたい事実でした。イエスがラザロを甦らせられた時ラザロは、当然その服を着たまま、白い包帯がぐるぐる巻きのまま、彼は出てきました(ヨハネ11:43-44参照)

 しかし、イエス様は違います。「身をかがめて中をのぞくと、亜麻布が置いてあった」ヨハネによる福音書の20章5節で聖書は言っています。置かれた亜麻布、これは、イエス様の復活のしるしです。イエス様は確かに、あなたに永遠の命を与えるために、3日目に死に打ち勝ってよみがえられました。
 まもなくイースターを迎えます。あなたもどうぞ、イエス様を信じてください。