2020年3月30日(月)イエスの愛に触れたとき

 お元気にお過ごしですか。西武新宿線花小金井駅南口徒歩7分、グリーンロード沿いにあります、花小金井教会牧師の小堀昇と申します。どうぞ宜しくお願いいたします。

 さて、画家の星野富弘さんは中学の体育教師のとき、生徒たちの前で、模範演技を示そうとして失敗をして、首の骨を折ってしまったのです。ほとんど全身マヒで、長い療養生活がはじまったのでした。

 ある日のこと、思いきってイエスさまの名をよび、聖書を彼は開いたのです。そしたら長い間、ほんとに苦しみながら探していたイエス様が、救い主が、彼に語りかけてくださる。そんな御言葉に、星野富弘さんは出会うことができました。上を向いて寝ている彼の目にうつるものは、天井の70枚のベニヤ板だけではなくて、その灰色のベニヤ板のつぎ目さえ、彼のために血を流された、イエス様の十字架に思えてきた。彼はこのように回想しているのです。

 聖書は次のように語ります。「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」聖書の中の聖書と言われた、ヨハネによる福音書3章16節の御言葉です。

 退院した彼は、ベッドに伏したままではありますけれども、口に絵筆をくわえて絵を描く訓練をして、そしてその結果、現在では詩画家として、ほんとに多くの人々の心をなごます、そんな作品を発表しつづけ、弱さをおぼえている、そんな人々を励ましつづけているのです。あなたも、一回だけの人生80年、29200日、イエス様に出会って、星野富弘さんのようにどうか新しい人生を手に入れてください。イエス様はあなたを愛しておられます!!