2019年7月12日(金)神様の御声が響く

 いかがお過ごしでしょうか。横浜教会牧師の千ヶ崎基です。今日も神様の御言葉に聞きたいと思います。

 キリスト教は「言葉の宗教」と言われます。もちろん、世界中にある他の宗教でも言葉が重要な意味を持ち、役割を果たしていると思います。それでもキリスト教は、聖書という正典を「神様の御言葉」として信じ、聞き続けてきましたから、「言葉」「神の御言葉」は、信仰と深く結びついていきます。

 聖書を読んでいきますと、神様が人間に話しかけられる場面がたくさん出てきます。従って、聖書の神様を信じている人は、旧約聖書の詩編29編で「主の御声」という表現をたくさん使っています。主の御声、すなわち神様の御声です。その神様の御声が、世界中のありとあらゆる所にまで届き、そこで力を発揮する。

 詩編29編4節にはこうあります。「主の御声は力をもって響き 主の御声は輝きをもって響く。」

 神様の御声は世界中のあらゆる所にまで届くのですから、私たちの心にも届きます。そして、神様の御声は、私たちの心で輝きをもって響き渡り、私たちの人生を喜びに変える力があります。聖書というキリスト教の正典を読むことで、私たちは神様の御声を聞きます。その御声を聞く中で、私たちに生きる力を与えて下さる。キリスト教の神様は、今日も、あなたの心に輝きをもたらそうとされる神様なのです。