2018年11月8日(木)あなたはわたしを誰だというのか

 皆さんお元気にお過ごしですか。私は西武新宿線花小金井駅南口徒歩7分、グリーンロード沿いにあります、花小金井教会牧師の小堀昇と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

 さて聖書は次のように言っています。「イエスは、フィリポ・カイサリア地方に行ったとき、弟子たちに、『人々は、人の子のことを何者だと言っているか』とお尋ねになった。」マタイによる福音書16章13節です。

 今日の御言葉は、フィリポ・カイザリヤという町での、ペトロの信仰告白です。このフィリポ・カイサリアという町は自然崇拝、人間崇拝のシンボルのような街でギリシャの牧童神であったパンを祭った祭壇がありました。

 イエスは弟子たちに、この偶像礼拝の、街の真っ只中において、自分を何というかと弟子たちにお尋ねになりました。「お尋ねになった」マタイによる福音書16章13節で、聖書は言っています。これは、未完了形ですから、これは、何度も、お尋ねになったという意味です。
 勿論、これは、イエス様が人々の評判を気にして弟子たちに聞かれた言葉ではありません。これは、弟子たちを真の信仰告白へと導くために、イエス様はあえて、弟子たちに問いかけられました。

 弟子たちは洗礼者のヨハネだ、エリヤだ、エレミヤだ、預言者の一人だと人々の意見を紹介します。
 それに対してイエスは「それでは、あなたがたはわたしを何者だと言うのか。」このように問われた時に、シモン・ペトロが言いました。「あなたはメシア、生ける神の子です」(マタイ16:15、16参照)。このように聖書は言っているのです。

 今の時代、この日本において、あなたは、イエス様のことを、どうお考えになりますか。イエス様は単なる宗教的天才、それとも預言者の中の一人、偉大な宗教家、世界の四大聖人の1人…色んな評価があるでしょう。でも、わたしはあなたに信じていただきたいのです。イエス・キリストこそ、あなたの救い主、あなたの罪を赦し、永遠の命を与えるお方です。どうぞこのお方を信じて、歩んでください。