主のみが与えることのできる真の平和 | ヨハネによる福音書 20章19-31節

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ヨハネによる福音書 20章19-31節

さて8日の後、弟子たちはまた家の中におり、トマスも一緒にいた。戸にはみな鍵がかけてあったのに、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨハネによる福音書 20章26節

主のみが与えることのできる真の平和

復活なさった主イエスが弟子たちの前に現れるたびに使われた言葉が、「あなたがたに平和があるように」でした。その場所にいなかったトマスのために再び現れ、平和を宣言なさいました。31節までの間で3回繰り返されて、強調されています。

クリスマスの日に天使たちは「いと高きところには栄光、神にあれ、地には平和、御心に適う人にあれ」と歌いました(ルカ2章14節)。それは、主イエスの贖いの死によって罪が赦され、神と和解させられた者に、主のみが与えることのできる真の平和です。

三木忠直は、ミサイルの上に人が座って操縦する「人間爆弾」と呼ばれる特攻機を作りました。後に、それに乗ったすべての兵士を自分が殺したと苦しみ、自ら命を絶とうとしました。しかし、ある教会で主イエスが罪のために十字架で死んでくださったことにより与えられる真の平和を体験しました。彼は、自分の技術を平和のためにのみ使うと神に約束し、新しいものを設計します。それが新幹線でした。まさに新幹線は平和の象徴なのですね。主イエスはどんな人にも平和を与える真の神の子です。

金 度亨(小倉伝道所)