共に戦われる神 | ヨシュア記 13章

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ヨシュア記 13章

ヨシュアが多くの日を重ねて老人となったとき、主は彼にこう言われた。
「あなたは年を重ねて、老人となったが、占領すべき土地はまだたくさん残っている。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨシュア記 13章11節

共に戦われる神

モーセの死後、彼の後を継ぐ新しい世代の指導者として神が選ばれたのは、ヌンの子ヨシュアでした。ヨシュアはイスラエルの民を率いてヨルダン川を渡り、カナンの地で多くの敵と戦い、ことごとく勝利を収めることができました。それは、主ご自身が、その御心によってこの地をイスラエルの民に与えるために戦ってくださったからです。

カナンの地を平定したヨシュアは、年を重ねて90才に達していたと思われますが、主は、まだこれから手に入れるべき地が多く残っていると言われます。ヨシュアには、カナンの残りの地を征服し、九つの部族とマナセの半部族に分配する使命があるのです。しかし、主はただ命令を与えられただけではありません。これまでの戦いと同様に、主がご自分の民と共に戦ってくださるのです。

主が共におられ、私たちのために戦ってくださるなら、目に見える現実がどのようであっても、主の恵みと守りを確信することができるのです。憐れみ深い主は、私たちが年を取っても使命を与え、それと共に、使命を全うできる力を十分に与えてくださるお方です。

坂本 紀夫