生きた水の流れのほとり | ヨハネによる福音書 7章

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ヨハネによる福音書 7章

「渇いている人はだれでも、わたしのところに来て飲みなさい。わたしを信じる者は、聖書に書いてあるとおり、その人の内から生きた水が川となって流れ出るようになる。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨハネによる福音書 7章37節~38節

生きた水の流れのほとり

罪ある人間は誰でも魂が渇いています。罪によって神から離れてしまっていることで魂は干からび、パサパサです。まるで砂漠のようです。そのような状態であることを知らずに地上の生涯を終えるならば悲惨です。ですから、生きている内に自らの魂が渇いていることを認め、主イエスこそが、魂に豊かな潤いを与え、永遠に生かすことのできる、生きた水の源泉であると知る人は幸いです。

この主イエスのところに来て飲む、つまり、主イエスを信じるならば、主イエスに結ばれ、主イエスからその生きた水、つまり、御言葉と聖霊(39節)を与えられ、干からびていた魂に豊かな潤いを与えられます。魂がみるみるうちによみがえり、元気になります。それこそ砂漠の状態から、川の流れのほとりのように水分や栄養分をたくさん含んだ土のようにされます。

聖霊は、私たちの魂を生き生きとさせるだけに留まりません。聖霊は、私たちから流れて出て、隣人にも御言葉による慰め、励ましを与えてくださるのです。

「主よ、あなたによるいやしが必要な隣人のもとへとわたしをお遣わしください」。

長谷川 潤(四日市教会)