主イエスよ、生きた水をください | ヨハネによる福音書 4章

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ヨハネによる福音書 4章

イエスは答えて言われた。「もしあなたが、神の賜物を知っており、また、『水を飲ませてください』と言ったのがだれであるか知っていたならば、あなたの方からその人に頼み、その人はあなたに生きた水を与えたことであろう。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨハネによる福音書 4章10節

主イエスよ、生きた水をください

主イエスは、サマリアの女性と親しく対話なさいました。地下水によって生活が支えられているシカルの町にあるヤコブの井戸辺でのことです。対話のきっかけは飲み水でしたが、結局、この女性の魂を配慮する対話となりました。

主イエスは人間の心の中をよくご存じです(2章25節)。主イエスに隠せることは何もありません。主イエスは、この女性が魂に渇きをおぼえていて、それを満たすために大きな罪を犯していることを見抜かれました。しかし、彼女を裁くことなく、魂の渇きを本当に満たすことができる道を教えてくださいました。

主イエスから湧き出る「生きた水」、つまり、御言葉と聖霊(7章39節参照)を飲むならば、魂の渇きは癒やされます。今日ならば、礼拝で朗読され説教される御言葉に聴き、その御言葉と共に聖霊が働かれることによって魂の渇きが癒やされるのです。

私たちの魂の渇きを十二分に癒やすことのできる「生きた水」を、サマリアの女性のように主イエスにこそ求めましょう。「主よ、渇くことがないように、その水をください」。

長谷川 潤(四日市教会)