福音の実を結ぶために | マタイによる福音書 13章1-9,18-23節

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マタイによる福音書 13章1-9,18-23節

「良い土地に蒔かれたものとは、御言葉を聞いて悟る人であり、あるものは百倍、あるものは60倍、あるものは30倍の実を結ぶのである。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 マタイによる福音書 13章23節

福音の実を結ぶために

御国の福音は、時には盛んな歓迎を受けますし、時には人々から拒まれたり、退けられたりもします。

福音を聞いても関心がない人がいれば、自分の外から来る圧迫に屈したり、世のことに心が引っ張られて、福音に対し否定的反応を示す人もいます。他方で、福音の実を結ぶ人もいます。福音伝道の効果は、福音を拒んで生きる多くの人びとにではなく、小さな群れであっても、福音に真実な心で反応する人びとにあらわされます。そして、そのような信じる人びとの福音は、やがて百倍、60倍、30倍の実を結びます。

この事実は、今日の教会における希望であり、慰めです。また、それは私たちが絶え間なく福音を伝える理由になります。誰にでもイエス・キリストが紹介されなければいけません。また逆に、たとえ信仰者であっても、外部からの圧迫や内部からの誘惑によって福音の実を結ぶことに失敗する人もいます。ですから、福音の実を結ぶために、自分の信仰を徹底的に確認し、主イエスへの真の忠誠心を持っているかどうか、常に福音に対する自分の反応をチェックするべきです。

張 在珖(小倉教会)