ペンテコステ(3)「聖霊を受けなさい」 | ヨハネによる福音書 20章19-23節

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ヨハネによる福音書 20章19-23節

イエスは重ねて言われた。「あなたがたに平和があるように。父がわたしをお遣わしになったように、わたしもあなたがたを遣わす。」そう言ってから、彼らに息を吹きかけて言われた。「聖霊を受けなさい。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨハネによる福音書 20章21節~22節

ペンテコステ(3)「聖霊を受けなさい」

復活の主イエスが弟子たちの前に現れて、「聖霊を受けなさい」と息を吹きかけられました。神が人を創造されたとき、「その鼻に命の息を吹き入れられた。人はこうして生きる者となった」とあります(創2章7節)。復活の主は、堕落して滅びに向かう罪人が新たに生きることができるように、再び命の息を与えてくださいました。神の命の息である聖霊を受けることにより、私たちは真に生きる者とされるのです。

ペンテコステの日、聖霊に満たされた弟子たちは皆、神の偉大な業を聖霊が語らせるままに語りました(使2章4~11節)。彼らが望む、望まないではなく、聖霊が働かれるままに、神の偉大な業であるキリストを証しするものとされたのです。それが教会の誕生の産声でした。

「聖霊を受けなさい」。この聖霊が教会を生み出し、教会は命の産声を上げます。キリストを証しして神の御言葉を宣べ伝えるのです。こうして、聖霊は御言葉と共に教会において働かれます。

私たちも教会に召されて聖霊を与えられました。命の産声を上げて、福音を宣べ伝えて歩みましょう。

新井 主一(高島平キリスト教会)