相手を信頼する判断 | サムエル記下 10章

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サムエル記下 10章

「我らの民のため、我らの神の町々のため、雄々しく戦おう。主が良いと思われることを行ってくださるように。」サムエル記下 10章12節

相手を信頼する判断

アンモン人は、イスラエルとは常に緊張関係にある民族でした(サム上11章参照)。しかし、ダビデはアンモン王ナハシュとある信頼関係を築いていたようです。王の代替わりに際し、ダビデは礼節を尽くそうとします。けれども、若い王ハヌンは、ダビデの使者を疑い、侮辱的に扱います。確かに国同士の関係は判断が難しいでしょう。しかし、相手を信頼せず、力で対抗するアンモン王の判断は、協力関係を破壊し、結果として衰えの原因となります。

対立は直ちに戦争となり、イスラエルの将軍ヨアブが出陣します。アンモン軍はアラム人の援軍を得て、イスラエルを挟み撃ちにしようとします。対するヨアブは軍を二つに分け、二正面作戦をとります。一軍を率いるのはヨアブの兄弟アビシャイです。二人には兄弟としての信頼関係が十分にありました。それ以上に神への信頼が二人を結びつけていました。戦いの結果、傭兵であったアラム軍が敗走し、戦闘はイスラエルの勝利に終わります。

不信が争いを生んだのに対して、信頼が勝利を生みました。主が最も良いことを行ってくださったのです。