リジョイス聖書日課 2019年6月

RCJメディアミニストリー「ふくいんのなみ」のトップページへ戻る

2019年6月の聖書日課

カルヴィニズムる人たち

カルヴィニズムる人たち

今月の「カルヴィニズムる人たち」は湘南恩寵教会長老の高橋ノアさんです。

わたしの街のこの教会「伊丹教会」

わたしの街のこの教会「伊丹教会」

全国の改革派教会を動画で紹介する「わたしの街のこの教会」。今回は兵庫県伊丹市桜ヶ丘の伊丹教会です。

使徒 6章

わたしたちが、神の言葉をないがしろにして、食事の世話をするのは好ましくない。…“霊”と知恵に満ちた評判の良い人を7人選びなさい。彼らにその仕事を任せよう 使徒言行録 6章2節~3節

御言葉とディアコニア

規則やシステムは、日々変化する現実を追いかけます。爆発的に人数が増えた初代教会は、新しい問題に直面して一つの職務を作りました。 それは、どんどん増えてくるやもめたちの「食事の世話」(原文では「食卓のデ…

ヨハネ 17章20-26節

…栄光を、わたしは彼らに与えました。わたしたちが一つであるように、彼らも一つになるためです。わたしが彼らの内におり、あなたがわたしの内におられるのは、彼らが完全に一つになるためです。こうして、あなたがわたしをお遣わしになったこと、…彼らをも愛しておられたことを、世が知るようになります。 ヨハネによる福音書 17章22節~23節

キリストにあって一つになる

主イエスの長い祈りの最後は、弟子たちの言葉によってキリストを信じるすべての信仰者のためにささげられています。主イエスは、ここで特にすべての信仰者が「一つ」になることを祈られました。 時代と場所を問わず…

ヨシュア 1章

わたしはモーセと共にいたように、あなたと共にいる。あなたを見放すことも、見捨てることもない。強く、雄々しくあれ。 ヨシュア記 1章5節~6節

わたしはあなたと共にいる

偉大な指導者モーセは、約束の地に入る前に神に召され、死にました。主は、不安の中にあった従者であるヨシュアに、「強くあれ、雄々しくあれ」と、同じことを何度も繰り返しています。非常に力強い主の励ましです…

ヨシュア 2章

あなたたちの神、主こそ、上は天、下は地に至るまで神であられるからです。 ヨシュア記 2章11節

主こそ、神であられる

エリコの住民である遊女ラハブは、以前からイスラエルについての情報を聞き、その民を困難な荒れ野の中でも導かれた力ある神に思いを馳せていました。ですから、エリコを探りに来たイスラエルの斥候を受け入れたの…

ヨシュア 3章

契約の箱を担ぎ、民の先に立って、川を渡れ」と命じると、彼らは契約の箱を担ぎ、民の先に立って進んだ。 ヨシュア記 3章6節

主の契約の箱と共に川を渡る

「主の契約の箱」のことは、出エジプト記25章10~16節に記されています。その箇所は、シナイ山での十戒授与のあとで、主なる神の臨在なさる幕屋の建設と、それに付帯するさまざまな建具の造り方を、主がモーセに示…

ヨシュア 4章

民の中から部族ごとに1人ずつ、計12人を選び出し、彼らに命じて、ヨルダン川の真ん中の、祭司たちが足を置いた場所から、石を12個拾わせ、それを携えて行き、今夜野営する場所に据えさせなさい。 ヨシュア記 4章2節~3節

主の御業を思い起こす

ヨシュアとイスラエルの民たちは、主の契約の箱をかついでヨルダン川を渡りました。ヨルダン川の水は、主の契約の箱の前でせきとめられたのです(7節)。ヨシュアは、主に命じられたとおりに、ヨルダン川の真ん中か…

ヨシュア 5章

そのとき、主はヨシュアに、火打ち石の刃物を作り、もう一度イスラエルの人々に割礼を施せ、とお命じになった。 ヨシュア記 5章2節

神にのみ従う、勝利は我が手に

割礼を受けていたイスラエルの民は、彼らの神への罪ゆえに、エジプトを出て後、途中、荒れ野で死んでしまいました。一方、途中、荒れ野で生まれた民は、だれも割礼を受けていませんでした。そのため、これからカナ…

ヨシュア 6章

角笛が鳴り渡ると、民は鬨の声をあげた。民が角笛の音を聞いて、一斉に鬨の声をあげると、城壁が崩れ落ち、民はそれぞれ、その場から町に突入し、この町を占領した。 ヨシュア記 6章20節

今こそ鬨の声をあげよ

いよいよエリコとの戦いの時がやって来ました。この戦いに勝利するために、イスラエルはまず、主が城壁を打ち崩してくださると信じて行動します。私たちもまた、主に信頼して行動します。 しかし、信仰に基づいて行…

ヨハネ 14章8-17節

この方は、真理の霊である。世は、この霊を見ようとも知ろうともしないので、受け入れることができない。しかし、あなたがたはこの霊を知っている。この霊があなたがたと共におり、これからも、あなたがたの内にいるからである。 ヨハネによる福音書 14章17節

私たちと一緒におられる聖霊

弟子たちは、まもなく主イエスが自分たちから離れ、父のもとへ行くという話を聞いて不安になり、恐れました。そこで、主イエスは神の憐れみ深い、救いのご計画を教えられます。それは、「別の弁護者」(16節)、「…

使徒 7章

ステファノは聖霊に満たされ、天を見つめ、神の栄光と神の右に立っておられるイエスとを見て、「天が開いて、人の子が神の右に立っておられるのが見える」と言った。 使徒言行録 7章55節~56節

悔い改めの恵みに感謝して

ステファノは偽証の疑いで逮捕され、最高法院に訴えられます。このようなとき、人は誰でも、身の潔白を主張して反論するはずです。ところが、彼がしたのは神の言葉の説教でした。旧約の救いの歴史を要約して語り、…

使徒 8章

そこで、フィリポは口を開き、聖書のこの個所から説きおこして、イエスについて福音を告げ知らせた。 使徒言行録 8章35節

伝道してみよう

7人の奉仕者の1人、フィリポは、エルサレムの大迫害から逃げました。しかし、神の言葉はこうしてユダヤとサマリアの全土へと広まって行きます。誰も、主のご計画を阻むことはできないのです。 はるばるエチオピアか…

使徒 9章

すると、主は言われた。「行け。あの者は、異邦人や王たち、またイスラエルの子らにわたしの名を伝えるために、わたしが選んだ器である。わたしの名のためにどんなに苦しまなくてはならないかを、わたしは彼に示そう。」(使徒9:15-16) 使徒言行録 9章15節~16節

サウロ(後のパウロ)の回心と務め

サウロは、律法に基づく信仰の確信をもってキリスト者を迫害していました。復活の主イエスは、彼に「なぜ、わたしを迫害するのか」と問われました。この問いの中に、キリスト者と主イエスとが一つに結ばれた存在で…

使徒 10章

そこで、ペトロは口を開きこう言った。「神は人を分け隔てなさらないことが、よく分かりました。どんな国の人でも、神を畏れて正しいことを行う人は、神に受け入れられるのです。」 使徒言行録 10章34節~35節

だんだん分かって来る

使徒ペトロは御言葉の教師です。コルネリウスも真の神を信じ、祈りと善き働きに熱心な異邦人でした。 仏教の教えに、指導者たる者は「弟子が悟りを開こうとするその瞬間を見逃さず働きかける」べきことが言われ、な…

使徒 11章

「こうして、主イエス・キリストを信じるようになったわたしたちに与えてくださったのと同じ賜物を、神が彼らにもお与えになったのなら、わたしのような者が、神がそうなさるのをどうして妨げることができたでしょうか。」 使徒言行録 11章17節

エルサレム教会とアンティオキア教会

エルサレム教会は、すべての教会の原点であり、言わば母なる教会です。ただし仏教でいう総本山のようなものではありません。 ペトロは、コルネリウスとの出会いの物語をエルサレム教会で順序立てて語ります。教会は…

使徒 12章

ペトロは牢に入れられていた。教会では彼のために熱心な祈りが神にささげられていた。…
神の言葉はますます栄え、広がって行った。 使徒言行録 12章5節、24節

神の言葉はますます栄え

ヘロデ大王の孫、ヘロデ・アグリッパ一世は、ローマ皇帝に取り入って王位を得、さらに支配民の歓心を買おうとして教会を迫害しました。こうして、使徒ヤコブは殉教します。この物語は、ヘロデが神の栄光を自らのも…

ヨハネ 16章12-15節

「しかし、その方、すなわち、真理の霊が来ると、あなたがたを導いて真理をことごとく悟らせる。その方は、自分から語るのではなく、聞いたことを語り、また、これから起こることをあなたがたに告げるからである。」(ヨハネ16:13) ヨハネによる福音書 16章13節

三位一体の神

キリスト教の中心的な教理である三位一体について多くの人が知りたがります。それが理解できればキリスト教を信じますと言う人もいます。しかし、主イエスに神と神の国について約3年間教えてもらった十二弟子でさえ…

詩編 58編

神に従う人はこの報復を見て喜び
神に逆らう者の血で足を洗うであろう。
人は言う。
「神に従う人は必ず実を結ぶ。
神はいます。
神はこの地を裁かれる。」 詩編 58編11節~12節

不義を裁く神の眼差しは

この詩人は、この世の裁きの不正さを告発します。不正な者たちは、たとえ民がどれほど叫んでも、耳の聞こえないコブラのように民の声には耳を貸すことなく、自分の思いのままに振る舞い、自分の意に反する者には、…

詩編 59編

御覧ください、主よ

罪もなく過ちもなく
悪事をはたらいたこともないわたしを
打ち破ろうとして身構えています。
目覚めてわたしに向かい、御覧ください。 詩編 59編4節~5節

真に頼るべきお方

この詩人は、神に切々と訴えています。自分は、罪もなく悪事を働いたこともないのに、力ある者がわたしの命を狙って待ち伏せ、争いを仕掛けて来る、と。「御覧ください、主よ…目覚めてわたしに向かい、御覧ください…

詩編 60編

神は聖所から宣言された。
「…ギレアドはわたしのもの
マナセもわたしのもの
エフライムはわたしの頭の兜
ユダはわたしの采配」(詩編60:8-9) 詩編 60編8節~9節

弱く罪深い者が、神の尊い器とされて

この詩編は、8~10節の中央部とその前後の部分から成り立ち、中央部の前後の部分では、嘆きと願いが神に訴えられており、中央部は、預言者が語ったと思われる神の言葉が語られています。 10節に、モアブ、エドム、…

詩編 61編

心が挫けるとき
地の果てからあなたを呼びます。
高くそびえる岩山の上に
わたしを導いてください。
あなたは常にわたしの避けどころ
敵に対する力強い塔となってくださいます。 詩編 61編3節~4節

地の果てから神を呼ぶ

3節に「地の果てから」とありますから、この詩編はエルサレムから遠く離れた所から叫ばれた祈りの歌です。「エルサレム」には、神の都、神の平安という意味がありますから、ここには、神の平安・慈しみから遙かに遠…

詩編 62編

わたしの魂は沈黙して、ただ神に向かう。
神にわたしの救いはある。
神こそ、わたしの岩、わたしの救い、砦の塔。
わたしは決して動揺しない。(詩編62:2-3) 詩編 62編2節~3節

わたしの魂は沈黙して、ただ神に向かう

「わたしの魂は沈黙して、ただ神に向かう」という言葉は、6節にもあります。口語訳では「わが魂はもだしてただ神をまつ」となっています。神の御支配、神の御業をただジッと待つというような、思いを鎮め、ただ思い…

詩編 63編

神よ、あなたはわたしの神。
わたしはあなたを捜し求め
わたしの魂はあなたを渇き求めます。
あなたを待って、わたしのからだは
乾ききった大地のように衰え
水のない地のように渇き果てています。 詩編 63編2節

神を捜し求め、渇き求める

この詩は捕囚の歌、イスラエルの人びとが、捕囚としてバビロンの地へ曳かれ、その地で詠んだ歌と言われています。 一言で「信仰」と言いますが、私たちは何を求めて信仰生活をしているのでしょうか。絶対的平安を求…

ルカ 8章26-39節

「自分の家に帰りなさい。そして、神があなたになさったことをことごとく話して聞かせなさい。」その人は立ち去り、イエスが自分にしてくださったことをことごとく町中に言い広めた。 ルカによる福音書 8章39節

新しい命をくださる主イエス

ガリラヤの向こう岸にあるゲラサ地方に悪霊に取りつかれた男の人がいました。この人に取りついていたのは、「軍団」という意味の名を持つ、「レギオン」という複数の悪霊でした。この悪霊のゆえに、彼は衣服を身に…

使徒 13章

彼らが主を礼拝し、断食していると、聖霊が告げた。「さあ、バルナバとサウロをわたしのために選び出しなさい。わたしが前もって二人に決めておいた仕事に当たらせるために。」そこで、彼らは断食して祈り、二人の上に手を置いて出発させた。 使徒言行録 13章2節~3節

主に送り出される

信仰者は主を礼拝するために集まっています。アンティオキアの教会では、そのとき、断食もしていました。神の御心を求めて熱心に祈っています。そうすると、明確な神の導きがありました。 私たちもしばしば神の御心…

使徒 14章

ところが、信じようとしないユダヤ人たちは、異邦人を扇動し、兄弟たちに対して悪意を抱かせた。それでも、二人はそこに長くとどまり、主を頼みとして勇敢に語った。主は彼らの手を通してしるしと不思議な業を行い、その恵みの言葉を証しされたのである。 使徒言行録 14章2節~3節

主が行われる

神を第一とすることには、時に困難があります。主のために働くことが、必ずしも成功体験を約束してはいないからです。私たちが神の御業を作り出すのではありません。私たちは神の御業の起こることを期待するだけで…

使徒 15章

「人の心をお見通しになる神は、わたしたちに与えてくださったように異邦人にも聖霊を与えて、彼らをも受け入れられたことを証明なさったのです。また、彼らの心を信仰によって清め、わたしたちと彼らとの間に何の差別をもなさいませんでした。」 使徒言行録 15章8節~9節

主が救ってくださる

「割礼」の必要をめぐってエルサレムで会議が開かれました。救われるためには何が必要かという議論でした。 救いのために必要なことはただ一つ、「イエスは主である」と信じて告白することだけです。この告白を神が…

使徒 16章

パウロがこの幻を見たとき、わたしたちはすぐにマケドニアへ向けて出発することにした。マケドニア人に福音を告げ知らせるために、神がわたしたちを召されているのだと、確信するに至ったからである。 使徒言行録 16章10節

主が確信を与える

神の御業が始まろうとしています。私たちは主に従わなければなりません。 それにしても、神の御業はいつも私たちの思いをはるかに超えています。一見すると、神のために立てた計画が遮られたように思うことがありま…

使徒 17章

「それは、先にお選びになった一人の方によって、この世を正しく裁く日をお決めになったからです。神はこの方を死者の中から復活させて、すべての人にそのことの確証をお与えになったのです。」 使徒言行録 17章31節

主はよみがえられた

神の計画が揺らぐことはありません。神はご自身の救いの計画に向かって進んで行かれます。きょうという日もまた、神の救いの計画のために備えられた一日です。 パウロはアテネのアレオパゴスでキリストの復活を語り…

使徒 18章

ある夜のこと、主は幻の中でパウロにこう言われた。「恐れるな。語り続けよ。黙っているな。わたしがあなたと共にいる。だから、あなたを襲って危害を加える者はない。この町には、わたしの民が大勢いるからだ。」(使徒18:9-10) 使徒言行録 18章9節~10節

主の励ましを受けて

信仰者は、しばしば危機の中に置かれます。恐れが来ます。そしてそのような時に、主からの励ましも来ます。「わたしがあなたと共にいる。だから、あなたを襲って危害を加える者はない」。 人びとの圧力の中にいると…

ルカ 9章51-62節

弟子のヤコブとヨハネはそれを見て、「主よ、お望みなら、天から火を降らせて、彼らを焼き滅ぼしましょうか」と言った。イエスは振り向いて二人を戒められた。そして、一行は別の村に行った。(ルカ9:54-56) ルカによる福音書 9章54節~56節

赦しと愛と救いのため来られた主イエス

御父の救いの計画の成就の時期が近づくと、主イエスはそのクライマックスの場所であるエルサレムに向かう決意を固められました。そして、これから歩まれる道の先に使いの者を出されました。 彼らは準備のためにサマ…